価格競争

価格競争にどう中小商店は対応したらよいのか。

価格競争が行きつくところまでいってしまったアメリカに、価格破壊におかれているわが国の中小商店がどう対応したらよいのかというモデルがあります。

日本では専門店は「NB商品も安売りしない」という考え方があるが、アメリカでは「専門店もNB商品は市価(市場の実勢価格)で売るもの。

実勢価格でなくては売れない」というのが常識です。

91年6月の、アメリカの玩具業界で売上のベストアイテムである「任天堂ゲームボーイ」の業態別の価格比較。

トイザラスはすでに日本に上陸し九五年中に三十店舗体勢に入るとみられており、わずか三年で日本の玩具業界を混乱に陥れたディスカウント専門店で、アメリカではカテゴリーキラー(部門の殺し屋)といわれているが、まさにその名に恥じぬパワーを持っている。

このトイザラスが任天堂ゲームボーイを89.99ドルで売っています。

それに対抗している玩具専門店ケイ・ピー・トイはわずかに下回って89.22ドルで売っています。

しかしトイザラスに対して高級玩具店で「玩具のディズニーランド」を自称しているシュワルツはトイザラスより高く100ドルです。

わずか10ドル、1割ほど高いだけです。

ディスカウント業態でウォルマート経営のハイパーマート・USAは89.97ドル、ディスカウントストアのショッポコとカタログショールームストアのベストは89.99ドルとトイザラスと変わりません。

アメリカで高級デパートとして知られるメイシーは89.95ドルで、なんとトイザラスよりわずか4セントですが安い。

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