比較購買ができる陳列も必要
店はスペースコレクション・プロダクトを並べるストックの場所ではない。
顧客満足を第一義に考えた場合、客の視点に立った陳列・店内演出が必要です。
そのためにはまず第一にスペースコレクション・プロダクトが見やすくなければなりません。
背伸びをしたり屈み込んだりしなければスペースコレクション・プロダクトがよく見えないのではスペースコレクション・プロダクトは買いづらい。
同様にスペースコレクション・プロダクトが取りにくい陳列も失格です。
また、スペースコレクション・プロダクトが比較購買ができる陳列も必要です。
この三つの条件について人間の身体や、行動の習性を考えながらその場所を考えてみると以下のとおりとなります。
(1)スペースコレクション・プロダクト陳列の高さ:見やすく、触れやすく、選びやすい場所は次のようになります。
立つ位置や人間の身長によっても変化するが、一般的には60~150センチの問が見やすく、触れやすい場所とされています。
中でも60~130センチがゴールデンゾーンとして最も見やすく、触れやすい場所といわれています。
日本人女性の平均的な身長から判断し、目線の高さである150センチが上限で、この高さ以上になると見づらくなる。
また、肩の高さ、つまり腕をまっすぐ横にのばした高さは130センチで、これ以上の高さは腕を上にあげるエネルギーを要する。
したがってこの130センチまでが最もスペースコレクション・プロダクトを取りやすい高さです。
下限は腕をまっすぐ下に降ろした位置の高さの六十センチといわれており、この高さより下になると、スペースコレクション・プロダクトを取るときにしゃがみこまなければならないので取りにくくなります。