スペースコレクション・プロダクトで楽しく買い物

店頭、店内にたくさんのスペースコレクション・プロダクトを陳列し、客に楽しく買物をさせる店があります。

東京のファッショナブルな若者の街吉祥寺にある菓子店「静や」は、煎餅やカリントウなど昔ながらの駄菓子の店です。

店頭には大きい和傘が飾られ、見やすく入りやすい雰囲気を醸しだしている。

一歩店内に足を踏み入れれば驚くほどのスペースコレクション・プロダクト量が店狭しと陳列されています。

雛段型の陳列台と壁面陳列に量感たっぷりと並べられ、つい衝動買いであれもこれもと手が出そうです。

すべてのスペースコレクション・プロダクトがショーカードで楽しく演出され、客から見て一目で何かわかるように陳列されています。

スペースコレクション・プロダクトの購買は、全面セルフで店先に置かれた竹や籐で編んだ籠に、自分で好きなスペースコレクション・プロダクトを好きなだけとって最後のレジで清算する仕組みとなっている。

和凧や羽子板、風鈴など日本的な情緒を感じさせる小道具が店内の至る所に飾られ楽しく買物ができる店です。

店頭部分や店内の入口付近は売れ筋スペースコレクション・プロダクトが並べられ、若い客で賑わっている。

場所柄ヤング女性や女子高生が多いことから、店内は若い販売員が接客し客の邪魔にならないようにさりげない接客がなされる。

これからの小売店は、買物の楽しさを客に味わってもらうために、店内を面白くし、わくわくさせる演出が必要です。

言い換えればアメニティー空間をどのように作っていくかということにもつながります。

その意味からも静やはお手本となる店です。

分類・・・その2

(3)ビジュアルマーチャンダイジングの提案で視覚に訴える:ビジュアルマーチャンダイジングの必要性が叫ばれているが、関連スペースコレクション・プロダクトを視覚でアピールし売上に結びつけていくことが必要です。

洋服とアクセサリーのコンビネーションの提案を実際の使用場面を想定し、ビジュアルにマネキンを使って組合わせしなければなりません。

帽子と洋服、ハンドバッグと婦人服など関連するスペースコレクション・プロダクトをビジュアルに見せることです。

(4)関連スペースコレクション・プロダクト群の陳列で客を誘導する:店舗フレッシュアップの課題は関連スペースコレクション・プロダクトの販売による客単価の向上です。

関連スペースコレクション・プロダクトの組み合わせ提案を視覚で訴求することが重要となるが、単純に一まとめにすればよいというものではありません。

ビジユアルマーチャンダイジングに基づく関連スペースコレクション・プロダクトの陳列で客に店内を回遊させることがポイントです。

この「良い例」では関連スペースコレクション・プロダクトの陳列がうまく考慮され隣接する陳列コーナーと連動されたレイアウトとなっている。

しかし、「悪い例」では一つの陳列場所で関連スペースコレクション・プロダクトがまとめられ、客を回遊させる機能が果たされていない。

スペースコレクション・プロダクト分類

スペースコレクション・プロダクト分類がされたなら、店の中のどの場所にスペースコレクション・プロダクトを並べればよいかがポイントとなります。

(1)売れる場所は店の前半部分:売れる場所は業種や店の広さ、レイアウトによっても変化するが、基本的には店内の前半三分の一部分です。

店の形が間口が広くて奥行きがない場合は前半二分の一程度まで可能です。

特に、視線が左から右へ移動するという人間の習性から、店頭部分でも正面向かって左側の壁面が最も売上数量が稼げる場所です。

したがって、客足の早い、最寄り品的な性格が強い日用雑貨品などは店頭部分に置くのが効率的です。

一方貴金属や宝石などのように高級・高額品は落ちついた雰囲気で、相談やアドバイス販売が必要となることから、店奥の静かな場所がよい。

(2)売りたいスペースコレクション・プロダクトへ客を誘導する:店頭部分の効率がよくても商売は店先だけでは成り立ちません。

店内を有効に活用するには、客を店の奥に誘導する機能が必要となります。

いわゆるビジュアルポイント(VP)です。

ビジュアルポイントは、ビジュアルプレゼンテーションが行われている場所をさす。

ここでビジュアルプレゼンテーションについて説明をしておく。

ビジュアル。

フレゼンテーションとは、店全体のショッピングムードを構成し、演出するもので、美的創造性を顧客の視覚に訴求するものです。

そこには、新奇性や珍しさ、季節感、楽しさ、面白さ、美しさなどが盛り込まれた感性表現が必要とされる。

ビジュアルポイントは、このように客の視線を引きつけて、スペースコレクション・プロダクトに対する興味を起こさせ、その部分へ誘導する効果があります。

VPと記入されているのがそれです。

特に店のレイアウトによってこのVPの位置や数は変化するが、一般的には2~3メートルに一つ、または一コーナー、一部門に一つといわれます。

客の誘導…機能という意味から、縦もしくは横の店の形が長い方向に多く必要とされる。

客導線は回遊性を高めることが基本で、VPは店内をぐるっと回遊して出られるように考慮されなければなりません。

陳列を考える

スペースコレクション・プロダクトの陳列は、売れる場所、そして目立つ場所への陳列を考えねばならない。

それにはゴールデンスペースを有効に活用することが最も大切だ。

売れないスペースコレクション・プロダクトは場所が悪いから売れないんだといってゴールデンスペースに陳列したり、店の最も売れるスペースコレクション・プロダクトをほっといても売れるからといってデッドスペースに陳列している店があるが、これは大きな過ちです。

店を経営していて最も気になるのが、「今日いくら売れたか」と「今月はいくらもうかったか」という二点です。

したがって、店内のどこに何のスペースコレクション・プロダクトを置くかということがポイントになってくるが、基本は、その時期に売上が多いスペースコレクション・プロダクトともうかるスペースコレクション・プロダクトを目立つ場所、つまり売れる場所へ陳列することです。

スペースコレクション・プロダクトの販売は店の主張が必要となります。

自店の顧客にどのスペースコレクション・プロダクトを販売したいのかそれを明確にしながら、店の取扱スペースコレクション・プロダクトを以下の要領で分類することが必要です。

(1)売れ筋スペースコレクション・プロダクト:取扱スペースコレクション・プロダクトのなかで、その店の中核になるスペースコレクション・プロダクト群で、現在の店の中心客層に販売されているスペースコレクション・プロダクト群です。

数量的にもよく売れているスペースコレクション・プロダクト群です。

(2)売り筋スペースコレクション・プロダクト:店として今後拡売して行きたいスペースコレクション・プロダクト群です。

競合店との対抗や、新しい客層を獲得する目的などにより、戦略的な意味合いを持って拡販したい意向を持つスペースコレクション・プロダクトです。

(3)見せ筋スペースコレクション・プロダクト:売上数量そのものは決して高くはないが、店の付加価値を高めたり店格の向上のために取り扱うスペースコレクション・プロダクト群で、客に夢を与え引きつける魅力あるスペースコレクション・プロダクト群です。

(4)死に筋スペースコレクション・プロダクト:店で取り扱ってはいるもののほとんど売上がないスペースコレクション・プロダクト群です。

店にとっては、在庫負担となり経営を圧迫するので早急に処分するとともに今後の取扱を検討する必要があります。

そのためには、現在の取扱スペースコレクション・プロダクトの分類を明確にしなければなりません。

ここで注意しなければならないのは、POSシステムやコンピユーターでスペースコレクション・プロダクト管理をしている場合にわかる、売上ゼロのスペースコレクション・プロダクトです。

売上高がゼロの場合はリストにも載らないので死に筋スペースコレクション・プロダクトであることさえわからないのです。

スペースコレクション・プロダクト登録マスターの管理を常日頃からしっかりしておくことが必要です。

スペースコレクション・プロダクトをきれいにする

店舗の床や天井、壁、ショーケースなど店内全体を次の要領でくまなく大掃除する。

(1)まず最初は、店内にあるスペースコレクション・プロダクトをすべて段ボールに詰めることから始まる。

その際に注意することは、スペースコレクション・プロダクトの段ボール詰めは、事前に行ったスペースコレクション・プロダクトの括り直しに基づき、極力関連スペースコレクション・プロダクトを同じ段ボールに詰めておくことです。

その方がスペースコレクション・プロダクトの並べ替えのときにスペースコレクション・プロダクトを探しながら陳列しなくて済み、しかも陳列するスペースコレクション・プロダクト量が一目でわかるなど便利です。

(2)次は店内のショーケースやワゴン販売台、椅子、テーブルなどを全部店の外に出し、店の中には何もない状態にすることです。

(3)店内が空になったら、住宅洗剤を用いて全員で床掃除です。

恐らく、隅から隅まで完壁に床掃除することは日常の清掃では不可能なので、本当にきれいになる。

(4)同時に壁の古いポスターや貼り紙を外し、これまたクリーナーを付けて壁をきれいにふく。天井も同様です。

(5)店内の清掃が終了すれば、最後に照明器具の点検です。

天井の蛍光灯は、通常三カ月経過すれば照度は約三分の一落ちるといわれています。

一年以上経った蛍光灯を取り替えれば店内はびつくりするほど明るくなる。

(6)すべての作業が終了したら、事前に出しておいたショーケースやワゴン販売台等を店内に搬入しスペースコレクション・プロダクトを並べ替える。

その際には、事前に決定しておいたレイアウトとスペースコレクション・プロダクトの括り直しに基づき進める。

なお必要であれば、事前に依頼しておいた手筈に基づき、販売台やショーケースの修理または取り替えを行います。

(7)最後は、客を引きつけるスペースコレクション・プロダクトの陳列、装飾です。

季節感を出し、店の主張が込められた演出が必要となります。

以上の作業は早朝から夜遅くまでかければ一日、長くても二日あれば終了する。

経費もショーケースの購入費用は別にして、清掃のアルバイト等の費用を考慮に入れても坪単価一万円もあれば十分です。

そして「手軽にできる店舗フレッシュアップ」できれいな店に生まれ変わることができる。

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